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「うわー、すっげー!」

湯舟につかりながら、彼が叫ぶ。

「ほんと、すごーーい!」

アタシも思わず叫んでいた。




今年最後のデート。
アタシたちは海を望むオーシャンビューの温泉旅館、
その最上階にある貸切露天風呂にいた。
目の前には冬の太平洋。
雲の切れ間から降り注ぐ光の柱が
波の上できらきら輝いて
まるで天国への階段のようだ。
聞こえるのは潮騒の音だけ。
2人でしばし呆然としてしまうほど
それは素晴らしい眺めだった。




長らくブログをお休みしていて
ご心配をおかけしました。
アタシの仕掛けたプロジェクトが
秋以降次々と採用になって
おかげで死ぬほど働いてました。

「派遣切り」でこのところ世間を騒がせている
某有名メーカーに勤める彼も

「人は減ってるのに仕事は減らねー!」

とばかりに忙しかったようで。


あ、でもデートは時々していたのよ。
月に一回ぐらいが精いっぱいだったけど。
アタシの忙しさを気づかってくれて
仕事を終えた彼がうちに来るってパターン。
逢えなかった時間を埋め合わせるように
部屋に上がるなり熱く抱き合って。
一度果てた後は
積もり積もった話をしながらまったりと過ごして。
それはそれで安定した
楽しい時間だったけれど。


なんかね、
ちょっと変化が欲しくなったのかな。


この夏2人の間に起こった小さなトラブル
謝罪の意を込めて坊主頭になって以来、
アタシの負担にならないようにと
ずっと気をつかってくれている彼。
嬉しいんだけど、なんだか物足りないわ。
彼は彼らしく、俺様でいてほしい。


髪も伸びて元通りになったことだし、
そろそろ禊(みそぎ)もおしまいにしなくちゃね。


だから、このプチ温泉旅行は
アタシからの提案。
減産で早々に冬休みに入った彼と
年末進行でまだ仕事が残っているアタシとで
唯一合わせることのできた一日をつかって
ちょっと贅沢な時間を過ごさせてあげようと目論んだ。


以前、仕事で行ったことのある鄙びた温泉地。
そこの老舗旅館のお風呂が素晴らしいことは
前から知っていた。
調べてみたら、最上階に
日帰りでも入れる貸切露天風呂がある。
予約はできないから行ってみないとわからないけど
海沿いをドライブするのも気持ち良さそうだしと
とにかく出かけてみることに。



それがこの眺めってわけ。


onsen_tuki.jpg





2人で並んで
惚けたように湯舟につかって。
全身を包むあたたかなお湯の感触と
頬をなでる冷たい風の心地よさに身をまかせて。


彼の腕がアタシの肩を抱きよせる。
その肩に頭を預けるアタシ。

「最高。すげーよ、ここ。来てよかった」
「ほんと? いいご褒美になった?」

2人ともよく働いたご褒美と。
アタシを大事に想ってくれていることへの感謝の気持ちと。
伝わってくれたのなら嬉しいわ。


どちらからともなくキスを交わす。
彼の手がアタシの胸を揉み上げる。
お湯の中ですっかりまどろんでいた乳首が
その刺激でみるみるうちに固く尖っていくのがわかる。
少し湯舟に沈むようにして
彼が乳首に唇をつけた。

「あ‥‥んんっ‥‥ねぇダメよ」

彼の耳元に吐息とともに囁く。
言っている間にも手はさらに下へと伸びて
お湯の中でアタシの真珠に触れる。
明らかにお湯とは違う粘度で
アタシのそこは潤みきっている。
あぁ、キモチいい。
だけど。

「ねぇ‥‥ダメ。声‥‥出ちゃう‥‥」

貸切露天風呂は隣り合って2つある。
うすい板塀一枚の向こうは、
微かに人の気配がしていた。
アタシたちみたいなカップルならいいけど
家族連れだったりしたら教育上よくないわよ。



声を押し殺しながら堪えていたら
先に彼の方が音をあげた。

「ダメだ。熱い。のぼせてきた!」

当たり前よ。
肩までどっぷり湯につかっているのだもの。


湯舟に腰掛けた彼の膝の間に割って入り、
今度はアタシが彼のモノを責め立てる。
お湯であたたまった以上に熱くなっている根元を握り
先っぽをねっとりとした舌使いで舐め回す。
昼間の光の中で見る久々の彼のペニス。
これはこれで最高の眺めね。
ふふふ。
声、出しちゃダメよ。







「ぜんっぜん寒くねー!」
「ほんとね。コートもマフラーもいらないわ」

旅館の外に出て海岸を散歩。
温泉のおかげで芯まで火照ったカラダを
海からの冬風がほどよく冷ましてくれる感じ。
でもね。
あそこはまだ熱をもったままよ。


声が出せないって。
なんてもどかしいの。
2人ともまだ中途半端なカラダを持て余してる。


だから。
温泉旅館のデイユースではなく、
海岸沿いの道を車を走らせてラブホに向かったのは
当然と言えば当然の流れだったのかも。




(つづく)



↑一年を締めくくるにふさわしいデート。このあともまだ至福の時はつづくのだ




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▼秘密コメントaさんへ

初めまして。沙羅花ブログへようこそ☆
お返事がすっかり遅くなってしまってごめんなさい。
リンクもしていただいたようで、とても嬉しいです。

もしまだここを覗いていらっしゃったら
ぜひ今度はブログのURLを入れていって下さいな。
遊びに行かせていただきます☆

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