スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

夏ももうすぐ終わり。

彼と迎えた初めての夏。
日頃は仕事を終えた後、夜のデートが多かったけれど
彼の夏休みを利用して
今までとは違ったデートを楽しんだ。


彼の大好きな海。

「夏になったら絶対に沙羅を連れていくから」
と以前から約束していたマリーナ。
彼の所有するジェットスキーに2人でタンデム。
波間を気持ちよく疾走した。

浜辺で手をつないで寝転がって。
流れていく夏雲を見つめていた。



夕暮れの高速道路を飛ばして出かけた空港。
風に吹かれながらデッキの先端で
次々と舞い降りてくるジェット機を
飽きもせずに眺めた。



「いかにも人妻とフリンって感じじゃない?」
と彼が嬉しそうにするので
昼間からラブホテルに行ったのもこの夏。
冷房の効いた部屋で
外の暑さに負けないくらい熱いひとときを過ごした。



いろんなデートを2人で楽しんだけれど、
いちばん風変わりだったのは
・・・裁判所だ。






「毎年夏休み中に一回は裁判の傍聴に行くことにしてるんだ。
 自分自身への宿題みたいなもん」


そう言って誘ったのは彼だ。


どんな事情があって裁判の傍聴なんて行くようになったのか
詳しいことは知らないけれど
学生の頃からだっていうから
かれこれ10年くらいにはなるのだという。


官庁街の一角にある裁判所。
レンガ造りのそれなりに厳めしい建物だ。
慣れた足取りで建物の玄関へと向かう彼。
予想に反して、入り口には守衛もガードマンもいるわけではない。
受付のおじさんも暇そうだ。
スーツの襟元にバッジを付けた人に混じって
明らかに一般の傍聴人もうろうろしている。

ふうん。
確かに誰でも出入りできるようになっているのね。


だけどさ。
いくらなんでも






















手をつないで入るところじゃないでしょう


駐車場からずっとアタシと手をつないだまま
ずんずん玄関ホールへと歩いていく彼。
いや、別にいいんだけどさ。
まわりの視線なんて。




受付で今日行われている裁判の一覧をチェックする。
いくつもある法廷で
ほとんど30分刻みにさまざまな審理が行われている。
民事刑事いろんな裁判を見てきたという彼だが、
初めてというアタシのために
比較的身近な事件の裁判を選んでくれた。


まるで映画館にデートに来たみたいに
気軽に入ってきた彼だけれど、
さすがにエレベーターで法廷のあるフロアに来てからは
神妙な顔つきになっている。


思っていたより小さな部屋。
裁判官や被告のいる場所と
傍聴席とが意外に近い。
間にあるのは低い柵だけ。
厳粛な雰囲気の中、静かに空いた席に座る。


鬱憤晴らしに住宅街で段ボールに放火した青年。
盗みの現場で見張りをしたという無職のおじさん。
こづかい欲しさに車上狙いを重ね逮捕された20歳初犯の男の子。


どれも新聞のベタ記事にもならないような
ありふれた小さな事件だけれど、
冒頭陳述や被告人質問を聴いていると
どの事件にもさまざまな事情や背景があるのがわかる。
人が人としてまっとうに生きていくことの難しさも
哀しいほどに伝わってくる。


そして何より
罪を犯したのも人間ならば
それを暴くのも人間。
弁護するのも人間。
法というよりどころはあるにしろ、
その罪を裁くのも人間だってことを
あらためて痛感した。


壇上に座る裁判官にも
冷徹に求刑を読み上げる検察官にも
熱弁をふるう弁護士にも
そしてもちろん、逮捕されるまでの被告人にも

家族がいて
友だちがいて
もしかしたら愛する人もいて

朝ご飯を食べ新聞を読み
歯を磨いてトイレにも行って
もしかしたら満員電車に揺られて


今ここにいる。

あの柵の向こう側とこちら側。
罪を犯してしまう人とそうでない人と。
その分かれ目は何だろう。


いくつもの裁判の間、
アタシはそんなことを考えていた。




隣に座る彼が何を考えていたかはわからない。
ただ、興味本位や遊び半分で来ているのでないことだけは
法廷の中での表情を見ていればわかる。

哀れみでもない。
怒りでもない。
侮蔑でもない。
静かだけれど強い視線で
被告席を最後まで見つめていた彼。



まぁいいわ。
いずれ気が向けば話してくれるんだろう。
今はそっとしておいてあげるわ。















「ねぇ、肌に直接触れて。その方が安心する」

帰りの車の中。
運転してるアタシの左手をとり
自分のシャツの胸元へと持っていく彼。


ん? どうしたの?


裁判所を出てからずっと
階段や人のいないエレベーターの中で
後ろから抱き締めたりキスを求めていた彼。


だいじょうぶ。
アタシはここにいる。
気持ちを伝えるように
手のひらを彼の胸板におく。



しばらくそうして運転していると、
シートから身を起こした彼が
今度はアタシの胸元に顔を近づけてきた。


タンクトップをわずかにずらし、
胸の膨らみを唇でなぞる彼。
ブラの隙間から舌を差し入れ、
やがて乳首へと辿り着く。


待ってよ。
ちょっと運転中だってば。
ほら、3車線の真ん中走ってるのよ。
まだ明るいし、隣の車から見えるかも。



「ちゃんと真面目な顔して運転しないとダメだよ」

乳首を舐めたりつまんだりしながら
いじわるそうに言う彼。
目を閉じて快感に身を委ねたい願望を抑えつけながら
運転に集中するアタシ。


身動きできないのをいいことに
手を伸ばしてショーツの中に指を滑り込ませてきた。
道はしばらく真っすぐ。
よほどのことがなければ危険はないけれど。


乳首への愛撫で
すでにじゅうぶんに潤っているところを
彼の指がゆっくりとなぞっている。

「・・・あン・・ダメよ。それ以上は」

「だってどうしても触りたかったんだもん」

もう。
まったく。
困った奴だ。



隙をみて、今度はアタシが彼のトランクスの中に触れる。
ペニスの先から溢れ出した汁を指に絡め、
先端から中程までをゆっくりと扱く。



赤信号で停止した時、
どちらからともなく互いを抱き寄せ
キスを交わした。






だいじょうぶ。
アタシはここにいる。
彼もここにいる。














アタシたちのしていることに
罪の意識はまったくと言っていいほどないけれど、
別の立場の人からは
罪とうつることもあるのだろう。


現代では婚外で恋愛したって
それだけで罰せられる法律はないけれど、
時を遡れば
それが死罪だった時代もある。


罪だと言うならば。
2人でいっしょに堕ちてみる?
あなたはどうしたい?



楽しかった夏休みがもうすぐ終わる。
宿題は、ぜんぶ済んだ?





↑これでもゴールド免許、運転には自信アリ☆の沙羅に応援クリックを♪

スポンサーサイト

リングを渡した後のデート。

今まで一度もリングを嵌めたことがないという彼。
少し照れながら、それでもとても気に入った様子で
何度も何度も指を絡めてくる。


「まったくお揃いじゃないのがかえっていいね」

彫りやデザインは同じだけど、
彼のリングはベースが黒。アタシは白。
黒と白。
悪魔と天使。
背徳と純潔。
婚外恋愛のアタシたちにはふさわしいかも。
そう思って選んだわけではないけれど。


指フェチのアタシが大好きな彼の指。
マリンスポーツで日焼けした指に
そのリングはとても似合ってるわよ。
大事にして。
アタシの次に。


そんな気持ちを込めて
リングにキスする。
そのままリングの嵌っている指にも。
舌の先でなぞりながら、指先へ。
先端を口に含み、舌を這わせる。
転がすように舐めて少し吸って。
隣の指へ行こうとした時。


「ん・・・沙羅ったら、そんなエッチなことしたらワルさしたくなるじゃん」

熱い息とともに、彼が耳元で囁く。

「ふふ。ワルさって? どんな?」
「んー、たとえばさ、これ嵌めたままだったらどうなるかなぁって」

中指に嵌めたリングを指さし、
嬉しそうに笑う彼。
あ、やばい。
その目は完全にSの目だ。


服を脱がされ、彼の指がアタシの全身を這い回る。
ボリュームのあるリングが時々触れる。
ひんやりした硬質の感触。
熱を帯びてきた肌に心地いいわ。


気持ちよさに身を任せていると
足の間を割るようにして
彼の手がヴァギナに伸びてきた。
割れ目の上を何度も往復する。
リングがクリトリスの上を掠めた時には
思わず声が出る。


「このまま入れていい?」

もちろんよ。


根元まで沈められた指。
それだけでもイキそうなのに、
入り口のところにリングが当たっていて
それが新たな快感を生んでいる。
奥と入り口と。
熱さと冷たさと。
リングという貞操の象徴が
アタシの中のエロスを呼び覚ましている。
そう思うだけでますます濡れてくる。
なんて素敵。


もっと感じたい。
もっと貴方と、貴方の指と、リングとを。
いつの間にか、アタシの腰が動き出す。
彼の動きに合わせて。
今までになかった入り口の感触を楽しむように。


「あぁぁっ、すごい!感じる・・・ああんっ!」
「沙羅、ほら、吹き始めたよ」
「いやっ・・・あぁぁ、イッちゃうぅぅ!」
「いいよ。何度でもイッて」
「・・・もうダメ。止まんないっ・・!」

「すごいね。ほらこんなにビショビショだよ」


いつの間にか上下を入れ替わり、
彼の上に跨るようにして腰を振っていたアタシ。
彼のお腹がアタシの潮でびっしょりだ。
それでも構わずに指を動かし続ける。
そのたびに快楽の波が止めどなくやってくる。
アタシのカラダ、海みたいだ。
いったいどれだけ吹けるんだろう。


朦朧としてきた頃、
やっと彼の指がアタシの中から出てきた。
愛液と潮とでぐっしょり濡れた指とリング。
愛おしさに思わず口にふくむ。



海の味がした・・・のは気のせい?















「ありがとう。これ大事にするよ」

帰り際、指と指を絡めて彼が言った。






今、アタシの指に嵌っているリング。
眺めていると、体の奥が疼き出す。

そうだ。
今日はこのまま
やってしまおう。




























リング嵌めたままオナニーしちゃお♪


うふふ。
新たな用途発見w





↑オナニーでも吹ける沙羅に一票を♪

いつだったか、ベッドの上で

アタシの中指に嵌っているリングを触りながら彼が聞いた。

「これ、何て書いてあるの?」

「Love is blind」──愛は盲目。

かつて、そういう気分にさせてくれた男がいたことはナイショだ。
でもしばらく嵌めているうちに、
少しずつ傷みが目立つようになってきた。
そろそろ飽きてもいる。
新しいリングを探しているんだとアタシが言うと。

「じゃあ、新しいの買ったらコレ僕にちょうだい」

ん?
どういうこと?



よくよく話を聞くと、
彼はリングを嵌めたことが一度もないのだという。
ええぇぇ、嘘みたい。
これまで結婚を考えた彼女も何人かいたと言っていたのに。
今どき珍しい子もいるもんだ。

その時、ふっとアタシの頭に浮かんだこと。

「ペアリング欲しい?」

今思えば、魔が差したとしか思えない。
やっぱり愛は盲目。




後日。
リングサイズを彼にメールで尋ねる。

「んー、ごめん。持ったことないからわからない」

ジュエリーショップで試してくれば簡単だけど、
ちょうど仕事が立て込んでいるらしく時間がないらしい。
指に紙を巻き付けて測る方法を教える。


「ね、初心者だから聞くけどさ。・・・どの指?」

「中指。左右は好きな方を選んで」

そう。
まだ独身の彼。
左手の薬指はあけておきなさい。



しばらくして来た返信には、
そうして測った長さが書かれていた。
サイズ表と照らし合わせると。





んん? いくらなんでも太すぎるぞー。




















どこのサイズ測ったんだよ


まったく。
アホか。




すったもんだの挙げ句、
やっとサイズを聞き出しショップへ向かった。
一緒に選ぶという手もあったけれど、
万が一誰かに目撃でもされたらアウトだ。
それにこういうのはサプライズがあった方が楽しい。



続きを読む »

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。